中国語検定4級に合格するための勉強法

入門〜中国語検定4級に合格するまでの勉強法

中国語の勉強を始めて、中国語検定4級に合格するために大切なことは次の2つです。

  1. 学習時間を意識する(120〜200時間)
  2. 発音をおろそかにしない

この2つについてそれぞれ解説します。

1. 学習時間を意識する(120〜200時間)

中国語検定4級は、個人差はありますが、時間をかければ誰でも合格できます。
合格に必要な学習時間は120〜200時間です。
ただし、学習時間が200時間に到達する期間が長すぎてはいけません。
例としては以下のようになります。


【パターン1】 毎日2時間勉強(週に14時間、月に60時間)
⇛ 3.3ヶ月で学習時間が200時間に到達。余裕で合格できます。
早ければ120時間に到達したあたりで合格できます。

【パターン2】 月曜から金曜だけ1時間勉強(週に5時間、月に22時間)
⇛ 9.1ヶ月で学習時間が200時間に到達。合格できます。学校や仕事が忙しいかもしれませんが、できれば週末にも時間をとって、半分の期間で合格したいところです。

【パターン3】 週末に2時間だけ勉強(週に2時間、月に9時間)
⇛ 22.2ヶ月で学習時間が200時間に到達。記憶の定着が悪く、200時間勉強しても合格できないかもしれません。


 

なぜ期間によって、このような差(効率)ができるのかというと、人間は忘れるからです

中国語を学習するなかで覚える様々な事柄(文法、単語、発音など)は、互いに関連性があります。
例えば、文法の勉強である例文を読んだ時、「あ、この単語は3日前にあの参考書で見たやつだ」と思うのと、3週間前に見たことを忘れていて、何も思わないのでは、記憶の定着が違います。
(もしも「忘却曲線」ということばを聞いたことがなかったら、ちょっと調べてみてください。)

特に中国語入門〜中検4級あたりは、覚える範囲が限られている(狭い)ので、時間をかければ必ず合格できます。
また、「覚える範囲が狭い」=「覚える事柄の互いの関連性が高い」ので、集中的に短期間で対策したほうが、効率的に短時間の学習で合格できるのです。

2. 発音をおろそかにしない

大事なことは、自分で発音できなければリスニングで聞き取れない。ということです。
ピンインが曖昧なまま単語の意味だけ覚えたつもりになっても、自分で発音することができなければ、聞きとった文章の意味がわかりません。

中国語検定のリスニングに苦手な人は、ピンインがあやふやなまま単語を覚えている可能性が高いです。中国語検定の3級、2級とこれから続くことを考えると、入門時からピンインを注意して覚えることが大切です。

 

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